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映画・映像 業界用語辞典 「キャプスタン」

キャプスタン

録音機器に関する用語。すでに死語になっているが、かつて録音機器は6mm幅の磁気テープを使った「テープレコーダー」を使用していた。このテープレコーダーは磁気テープを通常、毎秒19㎝の一定速度で走行させる必要があるが、この機構の心臓部になるのがキャプスタンである。キャプスタンは、正確に研磨された金属製の棒で、モーターで回転しながらピンチローラーと呼ばれるゴム製のドラムとの間に磁気テープを挟んでテープを送り出す。このキャプスタン、さらに時代を遡ると電源周波数50Hz地域と60Hzでは異なる直径のものを使い分けていた。

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