下記の内容を全5回で学びます。

1. 一眼レフカメラの設定（シャッタースピード、アイリス、ISO感度とは）

   現在映画・映像の撮影はデジタル一眼カメラの動画モードを使用することがとても多くなっています。まずは最適な動画撮影の設定を学び、オート設定を卒業しましょう。

2. 動画を構成する要素（ホワイトバランス、フレームレート、動画フォーマット）

   動画には事前に設定しておく様々な要素があります。あとから調整できるものとそうでないもの、どちらにしても最初に気をつけておけば手間が省けます。

3. 三脚を使ったカメラワーク（動画用と静止画用三脚の違い、パン、チルト、ズーム、ドリー）

   もっと自在にカメラを操るために、カメラワークの基礎をお教えします。100年以上続く映画の歴史のなかから継承されてきた技法です。これだけでも表現の幅が何倍にも広がります。

4. レンズ選びによる画の違い（被写界深度、フォーカス）

   デジタル一眼カメラの最大の特徴がレンズ交換が可能なことです。でもそれがレンズ選びの難しさに繋がっているんですよね。意図した画を撮るため、失敗しないためのレンズ選びについて。

5. 構図やアングルによる演出（フレームサイズ、カメラアングルの基本、構図の作り方）

   カメラを置く位置を変えるだけで人物が小顔に見えたり、堂々として見えたりします。構図によって視聴者の印象はかなり変わります。動画に意図を持たせる大事な考え方です。

6. 人と物をキレイに見せる基本の照明術（LED照明、レフ板、三点照明）

   照明の当て方で対象の印象は大きく変わります。原理原則をもとに、すぐに使える「映える」照明の当て方を解説し、実践します。手軽に導入できて効果は絶大です。

7. 録音機材選び方と使い方（ガンマイク、ワイヤレスピンマイク、レコーダー）

   素人っぽい、プロっぽいの差が最も顕著に出るのが録音です。用途に合わせたマイク選びやその特徴、運用の仕方につて学びます。

8. 特殊な機材の使用法（ジンバル、スライダーの基本と効果的な使い方）

   揺れを軽減しスムーズな動画撮影を行うために必要な撮影機材『ジンバル』を使用して、通常に撮影した時とどのような違いが出るかを検証します。

9. カラーの調整方法

   デジタル一眼カメラには色を調整する機能があります。撮るときに調整するのか、撮ったあとで調整するのかでワークフローも変わってきます。

10. スマホで撮影する際の注意事項

    動画は高価な機材がなくても、皆さんが持っているスマホでも簡単に作ることができます。スマホの機能を十分に活用するためのアドバイス。

11. より高級に、映画っぽく撮影する方法とは？
12. 現場で慌てないための撮影効率化について
13. 失敗できない！撮影データの効果的な保存方法
14. クライアント案件での撮影・編集の対応のコツ
15. 今、仕事上で抱える動画課題についてアドバイス
16. 機材アドバイス(受講者の要望にあった、カメラ、マイク、ライト等の機材のご紹介)
17. シネマカメラの使い方(Blackmagic Pocket cinema cameraを使ったシネマティック撮影)

その他、受講生からのリクエストに応える実践授業もあり。
現場での困りごと、これから取り組みたい課題、もっと上を目指すための目標など、ぜひたくさんお聞かせください。