TMS 東京映画映像学校

学生レポート

  • 現場で与えられた役割・作業内容

    クランクイン前→イラストレーターを使ってポスター・張り紙作成、小道具づくりなど
    この時は10時から18時くらいまでのシフトだったので拘束時間的には苦ではなかったものの、精神が死んだ。
    イラストレーターの練習本当に楽しかったです!普段使わないアプリなのでよい経験になりました。また、カッターと定規を使った作り物なども、手先の器用さの練習?になりました。
    クランクイン後→セット内での道具の移動、カメラの写りをチェックして画の中が綺麗になるように整理する
    重要な小道具が出るとき以外は監督や助監、カメラマンの声をよく聞き、動かしたいものや邪魔なものを動かす。
    日数をこなすうちに、監督よりも助監督だったり、助監督の中でも誰の近くにいるべきかが分かり、動きが早くなった。また、カメラに写っている画だけでなく、スタッフが動くために邪魔なものを動かす必要があったが、これも日数を重ねるうちに言われる前に出来るようになった。
    自分の中で、「思いついた瞬間にためらわず行動に移す。間違いを恐れない。間違えたらもうしないようにすればいいだけ」を信条にして何日も頑張っていくうちに、装飾部の社員の人よりも先に動けるようになっていった。
    私がやっていることをマネされて「マネすんじゃねぇよ…」と思ったりもして心がすさんだ。やることは自分で見つけなければならないので戦いだなって思っていた。
    バラシの時にはもうインターンがやるようなことじゃないことまでやらせてもらえた。脚立を使って高い天井の電飾をはずすなど。
    また、派遣アルバイトみたいな方がたも手伝いに来てくれたのだがその人たちへの指示を任されたりして、自分が先輩の立場で動くこともできて新鮮だった。

  • どの様にこなしたか・自分なりに工夫した部分

    他の人達がちょっと雑談していたり休んだりしている時でも、常に現場を一人で見ているようにした。
    その間私だけが仕事をしていたり、めちゃくちゃやることあるのに他の装飾部が笑ってたりして、心の中で「バーカバーカ!みんな死ね!」と思っていた。
    でも本人たちの前ではちゃんといい子に愛想よくしていたと思う。
    装飾部以外の人たちとも喋るようにした。

  • 大変で辛かったこと・叱られたこと

    装飾部の方には基本的に叱られることはなかった。色々質問しすぎてしまって、迷惑そうにしている空気を感じ取ったらその場からスッと身を引くようにしたくらい。何となくだけど、「自分も正解わからないから私に聞くな、自分で考えて責任をもって行動しろ」みたいな感じがしました。
    その代わり、助監督の方やカメラマンセカンドの方が、現場での動きでけっこう叱ってくださいました。照明の前に立たない、とかスタンドインの時の動きとか。よーいスタートに間に合わなそうなら、諦めるんじゃなくてお待ちくださいと言って待ってもらうことなど。
    辛かったことはありすぎて…
    セットを作るときには力仕事は多くて大変だったし、インターンだから&女の子だからあんまり任せてもらえないことなどが嫌でした。
    現場の間は、指示がされないので自分で聞いて情報を集めてやるしかないところが本当につらかったです。装飾部の方々にまったく心を開くことが出来なかったのが悔やまれます。
    あとごはんを早く食べることが結構トップレベルで苦手なことが分かりました。

  • 嬉しかったこと・褒められたこと

    動きが良かった、早かった、自分もまけちゃうと思って頑張れた、などと最後の打ち上げの時には言われた。
    でもやってる最中は誰も褒めてくれなかったです。
    あ、でもカメラマンセカンドの方が、終盤の方に動きのことをほめて下さいました。

  • 勉強になったこと・真似したいと思ったこと

    松澤さんの思想…?のようなものは本当に役に立ちました。自分のことを虫けらだと思うというか、(言い過ぎ)下っ端も下っ端、なんでもします!という考え方で動いたのが良かったと思っています。 「せっしゅする」とかの用語も知っていて役に立ちました。

  • 次回努力したいこと・意識が高まったこと

    きっともっと大変なのだろうけど、技術部として参加してみたかったなと思いました。 まだまだ人間としてダメなので、きちんと指導してくださる方の下で学んでいきたいです。
    でも自分の社会性のなさに驚きました。一人の時間が本当に気楽でした。コミュニケーション能力をあげるためにお笑いのDVDを観ようと思いました。

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