TMS 東京映画映像学校

映画・映像 業界用語辞典 「ゼブラ・パターン」

ゼブラ・パターン

ビデオカメラのビューファインダーや液晶モニター上で画像の輝度信号のレベルのを確認する為のインジケーター。ビデオの輝度信号は、真黒から真白までの間をIRE0%からIRE100%といったパーセンテージで表わす。(現実的には白は110%程度まで記録可能)この輝度レベルはビデオカメラの絞り値やシャッタースピードで調整を行うが輝度がIRE100%を超えると「白飛び」現象となり被写体のディテールの表現ができなくなってしまう。プロの映像制作現場では輝度レベルは波形モニター(WFM)という測定器を見ながら調整を行いますが仕掛けが大掛かりになるため業務用カメラではビューファインダー上で簡易的にレベル監視を行うためにこの「ゼブラ・パターン」機能が装備されている。この機能は指定された輝度レベルを超えるとビューファインダー上に斜線状のパターン(ゼブラ)が重畳して表示されものえ、カメラの機種によってはパターンが表示され始める輝度値を数段階任意に選択可能なタイプもある。

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