TMS 東京映画映像学校

映画・映像 業界用語辞典 「能舞台(のうぶたい)」

能舞台(のうぶたい)

能と狂言を演ずる舞台。大別して、舞台、後座、脇座、橋掛の四部分からなる。舞台は地上約三尺ほどの高さに四本の太柱に囲まれた三間×三間の板敷の部分。舞台を囲む柱は、舞台に向かって右側手前が「大臣柱」または「脇柱」、左側手前が「目(見)付柱」右奥が「笛柱」、左奥が「為(仕)手柱」という。これら四本の柱に囲まれた舞台床は、正面に向かってタテの方向に板を敷き、中央を「正中」、その手前を「正先」、「正中」の奥を「大小前」、また「目付柱」の辺りを「角」その他それぞれ「常座」、「笛座前」、「脇座前」などと呼ばれ演技するときの拠り所とする。

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