TMS 東京映画映像学校

動画編集ソフトの種類とオススメ

2022.04.19

今では当たり前の「動画編集」

スマホ、PCの発展や、YouTubeの流行を経て、「動画編集」のスキルを身につける人々は増えました。
特に子どもの頃から「動画」が身近にあったZ世代には、むしろ動画編集ができて当たり前だったりするかもしれませんね。

今でこそスマホやPCで簡単にできますが、一般化する前の動画編集はやはり業者に頼んだり、高いソフトや機材を購入しなければできないものでした。

その時代に比べて現代はスマホの編集アプリも数多く存在し、おでかけがてらに撮影しその場で編集、気軽にSNSへアップロード。誰もが動画クリエイターになれる時代です。

極めていくとなればやっぱりPCでの動画編集がオススメ

しかし、スマホで動画編集をしていくうちに、こう感じる方も多いのではないでしょうか?

「もっと〇〇できる機能とかないのかな」
「細かい操作だともっと画面が大きい方がやりやすいな」

などなど。

やはり突き詰めていくとどうもスマホのアプリでは限界があります。
スマホの動画編集アプリは初心者に易しいものが多いですが、
言い換えるとそれは機能がシンプルだということ。

こだわりや具体的な構想が生まれてくると、PCでの動画編集は避けては通れないと思います。
同時にプロが使うようなソフトも必要になってくることでしょう。

使うならやっぱり業界シェアNo.1が良い

さて、ここからが本題です。

では実際にPCでの動画編集を始めようとしている方にオススメのソフトが、
「Adobe Premiere Pro」
です。

この「Adobe Premiere Pro」、通称Premiereは映像業界でシェア率No.1の動画編集ソフトです。

TMS東京映画映像学校でも編集の授業や学生の課題制作ではこのPremiereを使っております。

一般的なスマホの編集アプリでできるカット繋ぎ、テロップ、BGM挿入はもちろんのこと、細部までこだわった色味の調整ができたり、自由度の高いエフェクトが豊富にあります。

また、これはPCの動画編集ソフト全般に言えることですがスマホと比べて圧倒的に落ちないんですよね!(※『落ちる』とは、アプリが強制停止、終了してしまうことです)

スマホですとアプリによっては素材を多く入れただけで落ちてしまうといったこともありますから、作業の快適さ、安定さもPCの動画編集の方が良いです。

プロにもアマチュアにも人気の理由

Premiereの魅力は様々ありますが厳選して2つご紹介します。

まずは一つ目。プロ向けのソフトウェアにもかかわらず、使いやすいUIなので動画編集初心者でも基本機能だけで編集することが容易です。

そして二つ目が、あらゆるフォーマットに対応し、他ソフトとの連携に優れる点です。

同じ映像データでも、フォーマットに違いがあるとそのPCでは観られなかったり、ソフトによっては読み込めないことがあります。
しかしPremiereなら多数のファイル形式の読み込みに対応していて、どんな動画データも編集することができます。
また他のAdobeのソフトでもあるPhotoshopやIllustratorで作成した写真やグラフィックデータをPremiereに取り込んで映像との合成も容易です。

他の動画編集ソフトのご紹介

これからPCでの映像編集を始める方にオススメなのはPremiereですが、他にもまた違った魅力の動画編集ソフトの2点をご紹介します。

1つ目は「DaVinci Resolve」で、こちらは月額払いのPremiereに比べ、ほぼ全ての機能が無料で使える点が魅力です。機能もPremiereに負けず劣らず、特に色味調整のUIが非常に使いやすいです。

2つ目は「Final Cut Pro」です。こちらは無料ソフトである「iMovie」を使っている方ならすぐに操作に慣れると思います。どちらもAppleが制作した動画編集ソフトで、操作画面も非常に似ていて、「Final Cut Pro」は「iMovie」の有料版と思っていただいて大丈夫です。Premiereに次いで業界でも使っている方が多くいます。

動画編集、始めてみよう!

いかがだったでしょうか?PCの動画編集に「難しそう」といったイメージがある人も多いとは思いますが、編集を突き詰めていくとむしろ「PCじゃないとできない!」ことが多く出てきます。
スマホの動画編集に限界を感じている方や動画編集を副業にしたくてPCを買った方、ぜひ参考にしてみてください。

それでは、快適な動画編集ライフを!

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