スマホでも撮れる!初めての映画の作り方【撮影編・段取りの部】
- 前回までの記事はこちら
- » スマホでもOK。初めての映画の作り方【企画編】
- » 失敗しない!初めての映画の作り方【プリプロ編】
プリプロが済んだら撮影です。まずは段取りについて。
機材を準備してるときは釣りに行く前日のようにワクワクソワソワするもんです。
釣りあんまり知らないけど多分そうです。
撮影はいわば本番!やり直しには多大な手間と時間と迷惑がかかります。
絶対に成功させるためには以下のことに注意しましょう!
1,撮り漏らしに注意
同じ場所のカットはまとめて撮り、移動の手間を省くのは常套手段。でもそのせいで撮ったか撮ってないか忘れちゃったり…。なので撮らなきゃいけないカットの一覧(カットリスト)を作っておき、抜けなく撮影できるよう準備しておくこと!
撮ったら赤でチェックするようにすればどれだけ撮影が進んだか一目瞭然ですね〜
2,手ブレに注意
遠くから望遠で狙うとすごくブレが目立つのでできれば三脚を使おう。なければなるべく近くから撮る。移動しながら撮るならスマホ用のジンバルって機械を使うとすごくキレイに撮れる。1万円くらいから買えるから余裕があるなら買ってもいいかな。
ないなら能のすり足をイメージして、縦揺れ軽減しながら歩いてみよ〜(^^)
3,明るさに注意
暗いと映画は撮れません。なるべく明るいうちに撮る、そして日の傾きが変わらないうちに撮る。あんまり時間をかけてるとカットごとに影の位置が変わったり変な感じに…。
レフ板は思ってる以上に効果があるので、大きめの画用紙でも発泡スチロールの箱のフタでもいいので試してみよう!
4,録音に注意
こればっかりはできればオプションのマイクを買う。スマホのマイクは貧弱なのでちょっと音源から離れるとかなり厳しい。
それかICレコーダーなどで別撮りするとかも有効ですね。部分的にアフレコして編集で差し替える、という手もあります。音は映像を視聴したときの印象の大部分を占めると覚えとこう!
5,撮影時のその他のコツ
- カットのアタマとオシリは3秒くらい余計に撮っておこう。ギリギリしか素材がないと編集時に伸ばせなくて困ることがあるのだ。
- バッテリーは予備を用意しておこう。特に冬はバッテリーの減りが早い!ポケットにいれてあっためたりしましょう。
失敗しないのが一番、
でも失敗に備えておくことが重要ですね〜(^^)
ヨーダ「やってみるのではなく、やるのだ」
次回も撮影編、“何を撮るか”についてです。