映画・映像 業界用語辞典 「お釜」
お釜
三脚の脚部にヘッドを乗せる部分の事。ムービー用の三脚ではカメラの水平を調整するために脚部側が凹状で半球型の受け皿、ヘッド側が対になる形の凸部で構成され、カメラの水平を調整できる機能を持っている。この形状がご飯を炊く「お釜」に似ている事から撮影現場でこう呼ばれている。また、お釜を金属枠で固定した「五徳」(ごとく)もある。これは、ローアングル用の小型三脚「ベビー」よりも更に地面すれすれのローアングルで撮影する時に使用する。名前の由来は、まさに火鉢やコンロでやかんを乗せる器具「五徳」に似ているところから来ている。> 索引に戻る