映画・映像 業界用語辞典 「アンダースキャン」
アンダースキャン
一般の家庭用TV受像機では、ブラウン管の枠に隠された映像が存在し、本来の画像情報の90~95%程度しか目にする事ができない。一方、プロ用のビデオ編集室では「マスターモニター」(マスモニ)と呼ばれる高価なモニターテレビを編集画像の確認用に使っており、一般のTV受像機では表示されない部分、つまり画像情報を100%すべて監視する事が可能となる。この100%の画像情報を見ることができるモードを「アンダースキャン」と呼んでいる。逆にブラウン管の枠にマスキングされた状態を「オーバースキャン」と言う。なお、プロ用モニターでは状況に応じて「アンダースキャン」と「オーバースキャン」を切り替えて使う事ができる。> 索引に戻る