映画・映像 業界用語辞典 「コンデンサー型マイクロフォン」
コンデンサー型マイクロフォン
現在、最もポピュラーなタイプのマイクロフォンで、ビデオカメラなどに内蔵されているマイクもほとんどこのタイプ。原理的には、電気部品のコンデンサーの原理を応用したもので、向かい合う2つの電極間(片方は震動版と連動、他方は固定電極)の蓄電量の変化を増幅して音声を電気信号に変えているもの。構造上、稼動には電源が必要となり「ファンタム電源」や乾電池で供給している。コンデンサー型は、ダイナミック型マイクに比べてより原音に忠実な繊細な音が収録できる為、撮影現場での音声収録、録音スタジオでのナレーションや楽器録音などに使われる。また、小型化が可能な為、携帯電話や可搬型テープレコーダーなどへの組み込みマイクとしても多く使われている。> 索引に戻る