映画・映像 業界用語辞典 「色温度変換フィルター」
色温度変換フィルター
照明機材では電球(灯体)の種類によって光の色である「色温度」がそれぞれ異なる。各タイプでの標準的な色温度は、タングステンランプでは3,200°K、ハロゲンランプでは約5,200°K、HMIでは5,600°Kなどとなってる。これらの照明機材を混在して使用する場合や屋外ロケ時に補助光としてバッテリーライトを使う場合、さらに屋内でも外光が当たる窓際での撮影などでは、照明機材の色温度を統一する必要がある。この時に使われるのが「色温度変換フィルター」(コンバージョンフィルター)となる。フィルターの種類は大きく二つにあり、照明の色温度を下げるアンバー色のフィルター(A1~A5)。逆に色温度を上げるブルーフィルター(B1~B5)があり、それぞれ数字が大きいほど濃い色のフィルターとなる。> 索引に戻る