映画・映像 業界用語辞典 「カット(シーン、シークエンス)」
カット(シーン、シークエンス)
映画やビデオ作品を構成する映像上の要素として最低単位が「カット」。つまり撮影に於いてカメラのフィルムがスタートして止まるまでの状態。文章に例えると「単語」または「段落」に近い。このカットが複数集まって構成されるのが「シーン」。表現として最小限の意味が伝えられるひとかたまりなので「文節」にあたる。さらに、シーンが集まって一つの物語として成立するのが「シークエンス」。つまり「章」となります。ドラマの台本上には例えば“S3C5”などと書かれ(シーン3 カット5と読む)撮影時にカチンコに表記して撮影や編集時に利用する。なお、実際には、シークエンスがいくつも積み重なる事で作品が成立している。> 索引に戻る